FOR THE FUTURE
− 子供たちよ、未来へ!−

映像とアコースティックサウンドによる
チャリティーコンサート

終了しました
多数のご来場ありがとうございました



瞳の中に Chandrakot, Nepal

水野秀彦が撮影した
アジア・アフリカの子供、風景などの
スライドを映写 その写真をモチーフに即興演奏

演奏はほとんど即興
写真をテーマとし、その写真によって起こる
「感情」を即興の音楽で表現する

Saturday 7 April 2001
2001年4月7日[土]18:30 開演
四日市市文化会館 第2ホール
三重県四日市市安島2丁目5-3
TEL (0593)54-4501  
会場案内地図

製  作

PHOTO

水野 秀彦

MUSIC

野田 悟朗 & GORONE

演  奏

シタール

田中 峰彦

アコースティックギター

野田 悟朗

尺八・バイオリン

新田 みかん

ピアノ

大谷 清文 

アコースティックギター

タケウチ イチロ 

トランペット

ローディー 池田

ギター

涌井 克英

パーカッション

リョウ 

舞 踏

橡川 キョウ

ヴォイス

たかい あい

協力 (財) 日本ユニセフ協会



学校帰り,アーモンドの咲く頃 Alamsa , MOROCCO


子供たちの犯罪が増えている。
子供たちの情緒は、間違いなく何物かに冒され、
傷ついている。
愛情に飢えた子供たちが町をさまよう。
誰かを傷つけることで
その心を満たそうとしてはいないか。

愛とは何なのか、平和とは。
大人たちは何ををすべきなのか。

自分の隣にいる人の幸福を祈る、
ただそれだけのことが、なぜ出来ないのだろう。

世界中から、ありとあらゆる争いが消える日は、
一体、いつ来るのだろう。

いや、大人たちも、平和が何なのか忘れ、
捜し求め、さまよっている。



この、心でとらえた写真と、
心のままに奏でられる音楽で

忘れたものを取り戻し、豊かな心を育むために、
自分の心を見つめて欲しい。

なぜ、あなたがそこにいて、
今を生きているのか。


前 売 大 人  2000円
    中高生  1000円
当 日 大 人  2500円
    中高生  1500円
小学生以下、体の不自由な方 無料(要予約)
 

前売・無料入場希望の方は、
事前に実行委員会 ヤマカワ(TEL/FAX05984-2-2986)へ 
無料入場券を申請して下さい。 当日は、有料になります。

収益金はユニセフへ寄付します

ここに、写真家、水野秀彦が捉えたアジア・アフリカの子供たちの写真がある。

経済的には、決して恵まれていないであろうこの子供たちは、

しかし、見事なまでに素晴らしい笑顔でキャメラを見つめている。

いや、子供たちが見ているのは、水野の心の中かもしれない。

まるで心までをその瞳の中に収めようとするかのように、

澄んだ、美しいまなざしで見つめている。


水野秀彦が写してきたものは、写真ではなく、彼らの澄んだ心なのだ。

水野は、キャメラという道具を使って、

心で、心を写し取ってきたのである。

その光は、まっすぐに、見る人の心に届く。

こころとこころのあいだに、何も挟まない。

そうして、子供たちの心が、その媒体として、水野の写真を通して蘇る。

音楽の持つ、限りなく大きな力を伝えつづける野田悟朗は、

水野秀彦の写真と同じく、こころとこころのあいだに、何も挟まない。

彼の音楽には、ジャンルは無い。

心の中に長い間積み上げてきた音を、独自の感性で融合させる。

その手法は、発祥的なあらゆる民族音楽の表現手段に近い。

つまり彼自身の繰り出す音楽に、シンセサイザーや機械による音は不要である。

生の楽器の音こそが、心に深く届くという。

彼を支えつづけてきたのは、いつも音楽。

常に全身全霊で音楽と対峙し、そうすることで初めて生まれるエネルギーで、

人を力づけることこそが、彼自身の存在価値だという。

コラボレイション


1997年、5月に初めて顔を合わせた、
水野秀彦、野田悟朗は、
水野の写真のイメージを野田が曲にしたことに端を発し、
1998年8月、共同でCD BOOK 「子供の情景」 を発売。

各新聞紙上で大きく紹介され、現在初版は絶版。

このCD BOOKの売上の一部は、ユニセフに寄付。

その後、水野のスライド映写と同時に野田が即興演奏をする形で
数度にわたって、コラボレイションを行う。

水野秀彦の写真は、野田悟朗の音楽によって、
新しい息吹を吹き込まれる。

野田悟朗の音は、水野秀彦の写真によって
研ぎ澄まされてゆく。

この2人のテーマは、永遠に
「平和」である。

お互いのこころとこころが、
音や映像を通して触れ合う、
そしてそこに大きなエネルギーを生みだしてゆく。

音     楽

野田悟朗の音楽的な自由さ、創造性を更に大きくするのが、「GORONE」。
ピアノ、尺八、ヴァイオリン、もうひとつのギターから繰り出される、バランスの良い即興演奏は、
お互いを理解しようとする気持ちが無ければ成り立たない。

日本国内では、即興演奏は、市民権を得ていない。
しかし近年のヒーリングブームなどにあって、
徐々にではあるが認知度は高まっている。

ヨーロッパでは、
「自分のこころを表現する音楽」は、
一人一人に一つずつあって、
音楽を通して、「人を聴く」土壌がある。

こころと音のあいだに何も挟まない、
音と音で魂を感じあう、
それが、このユニットの音楽。

水野秀彦の、にごりの無い心に捉えられた幼いこころや風景を
音で更に深く描き出してゆく。

限りなく純粋に、クリアに。

更に特別ゲストとして、大阪から、インドの代表的民族弦楽器「シタール」奏者の
田中峰彦 を迎え、より幅の広い演奏を繰り広げる。
1998年5月以来、愛知、三重、関西で 十数度にわたって野田悟朗と共演。
お互いのこころのうちを知り尽くし、 その信頼感すら、音で表現してしまう。

以上野田悟朗のサイトより



野田悟朗のサイトへ