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地蔵岳(オベリスク)
鳳凰三山の一番北に位置する山です。あの頂上の岩の塔は一番上まで登ることができます。奥に見えているのは八ヶ岳です。
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甲斐駒ケ岳(2967m)
オベリスクからの展望です。甲斐駒ケ岳って日本に数ある駒ケ岳の中で一番有名らしいのですが、ここから見たときのこの峰は存在感がありました。次の写真でよく分かるのですが、頂上は花崗岩で白く覆われており綺麗です。登っていて、白い山だという印象をうけました。まるで雪山! サントリーの「おいしい南アルプスの天然水」の採水地です。←ペットボトルのラベルに記載。
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甲斐駒ヶ岳
八ヶ岳と重なって見える場所から。甲斐駒ピークの少し右にある小ピークには魔利支点(2830m)という名前が付いています。仲間の中にマリという女の子がいて、それに登ってとても満足気でした。(どうでもいいのだけど。) 個人的にはここから見える甲斐駒が一番カッコイイと思っています。どのコマにPLフィルター(偏光フィルター)をかけたのかよく覚えていないのですが、これは多分かかっています。コンパクトカメラのレンズの前でフィルターを片手にくるくる回しているのって結構マヌケですよ。(←PLは90度回転させるごとに反射光をカットする。)やってる本人は夢中なんですが。
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北岳
甲斐駒ピークから。前日に手前の尾根を画面左からずっと辿ってきて、正面に写っているトレイルを下り、下方の仙水小屋まで下りました。
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仙丈岳ピークでの御来光
うちのワンゲル、朝の出発が遅いから(撤収は1時間でやっちゃうのだけど起床が遅い)頂上のすぐ下にある仙丈小屋からここまでがじれったかった!空の色が御来光が始まることを知らせてくるのだけど、ペースは遅いし・・・ ピークに着いたらザックからカメラを引っ張りだして、岩の上にセット。5分もしないうちにこうやって太陽が顔を出した。三脚は持っていかないから(持ってないのだけど)、朝夕の撮影が一番苦しい。移り変わりが激しいから、空の撮影っていつまでたっても焦るわ〜。
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仙丈岳ピークでの御来光
山の景色の中で一番好きなものの一つが、この空のグラデーション。紫、オレンジの空の色がとても好きです。日の入り後の空も同じ色をしていますね。アルプスに登って楽しみなのはやっぱり断然、御来光と日の入りです。
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富士山
仙丈岳ピークから御来光のときに。なんだか絵の具で塗ったような色をしています。昔、バイトをしていたカメラ屋の店長がこの写真を気に入ってくれて、引き伸ばして店に飾ってもらいました。富士山は特に登りたいと思えないのだけど、遠くから眺めている分には魅かれるものがあります。単純に「あ〜、富士山だ〜!」って(笑)。登るんだったら縦走できるところがいい。次から次へと峰を渡り歩くのが気持ちいいから。
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仙丈カール
画面下方に写っている仙丈小屋から朝出発しました。前夜は山を始めてから初の小屋泊まり。同志社大のワンゲルと一緒になり雑魚寝をしましたが、小屋って狭いし好き勝手やれないから、やっぱり山に来たらテントだ!と思いました。ここから槍・穂高連峰も遥かに見ることができました。見えちゃうと登りたくなってしまう連鎖現象が山の恐いとこ。歩きながら、次はどこに登ろうなどと考えているバカ。 同じようなショットは何枚か撮ってみましたが、このコマが一番バランスがよかったです。
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間ノ岳
朝、両俣小屋(2010m)を出発し、この間ノ岳(3189m)を超えて、ここ農鶏小屋(2800m)に着きました。一昨日は北長衛小屋(1990m)から仙丈岳(3032m)まで登り、昨日両俣へ降り、また今日1200m上がってきたわけですから、体はくたくたです。ほんとに、もう足イタ!のんびりとこの山と背後にある西農鶏岳を眺めて一日の疲れを癒しておりました。写真でこんなに晴れているから天気は良かったように見えますが、雲量は多かったです。間ノ岳の頂上なんて三角点蹴っ飛ばして終了。あのピークにはフラレました。そうそう、間ノ岳から農鶏小屋への下りは、前方に農鶏岳が立ちはだかっていて絶好のヤマビコスポット!むちゃくちゃ反響します。おもしろすぎて叫びまくっていました。もし行く人がいたら一度お試しあれ。
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朝日に染まる間ノ岳
この山って本当に気まぐれです。こうやって顔を見せてくれてのは一瞬だけ。この瞬間以降はガスの彼方です。もー知らん。
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西農鶏岳
農鶏小屋より。西日を受けています。それまでの小屋の多くが谷に位置していたので綺麗な日の入りは見ることはできませんでした。この小屋は稜線上にあるので期待していたのですが、西の方角から雲が次から次へと迫ってきてチャンスには恵まれませんでした。あーぁ、一人で寒い思いをして待っていたのにな〜。一人でカメラをもてあそんでボケていたら、ときどき「落合なにやってんのさ〜」と仲間が遊びにきてくれました。画面の左、ちょうど写していないところに農鶏小屋があります。
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北岳(3192m)と間ノ岳(3189m)
農鶏岳頂上より。日本で第2位と4位の標高を誇る主峰が並んだショットです。緑がちゃんと発色してくれてよかった。合宿後半はあまり天候がよくなく朝からガスに見舞われて寒い思いをしたけど、ここの頂上だけはちゃんと晴れてくれました。この日は間ノ岳まで戻り、北岳との鞍部にある(写真でいうと2峰の真ん中)北岳小屋まで行ったのですが、生憎というかやっぱり間ノ岳は今日もガスガス!でした。実はこの手前の農鶏岳頂上でもガスで視界がなく、このピークまで来るかどうかモメたのですがダメ元で来てみたら大収穫でした!間ノ岳に戻る登りで、東工大のパーティーとすれ違いました。トップをやっている女の子を「歩き慣れてるなー」と思って眺めていたら・・・コケた。ザックが重いのか自分で立ち上がれずに仲間に助けてもらってました。山に来ると自分たちと同じような日本全国のワンゲルとすれ違うことが多く、おもしろいもんです。
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御来光
北岳小屋で。こんな激しい色だったっけ?と自分でも疑問。コダックのフィルムだから発色はナチュラルな方だと思うのだけど・・?
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北岳
頂上付近での気流の流れがよく分かります。光線はゴーストです。初めて使ったレンズだったので、性格は知りませんでした。現像からあがってきて、これってこんな風にゴーストが入るんだ〜、って判明。あと、自分では気に入っているのですが、特有の周辺光量落ちをします。コンタックスの広角レンズ(distagon)って一本20万くらいして欲しくても手が出ないのだけどこのティアラ、中古で山に行く当日に¥5,000で購入。日の出に対する露出も優秀で本当にいいコです。岩にぶつけて凹ませちゃったけど、知人が自分のを落とした上に蹴っ飛ばしてしまったけど壊れなかった、と言っていたから問題ないでしょう(笑)。
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御来光
これも北岳小屋より。太陽にかかっている雲は北岳の頂上から流れ落ちてきているものです。この写真を眺めていると、どうも28mmの画角には見えません。中望遠くらいの画角に見えるのですが・・ 風がとっても強かったので雲が飛ぶように流れ去っていました。・・勘弁してってくらいに寒かった。一瞬を切り取った写真です。だから本当は雲の形なんてどうだってよかった。
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北岳
見た目はもっと明るくて綺麗だったのですが・・・まぁいいです。この日は、ここ北岳小屋から北岳に登り、広河原に下りるという日程です。そんなに辛くない行程でしたが、さすがに12日間を終えて山から下るというのは、ちょっとした充実感があります。南アルプスは植生が豊かだと聞いていたのですが、自分が「すごいな」と思ったのがこの北岳への登りでした。未だに高山植物の名前はあまり知らないのですが、多くの種類が生え揃っていました。いい加減に花の名前も覚えようと思っているのですが、気がなくて。
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富士山
合宿の最終ピーク(北岳3,192m)を目前にした場所での撮影です。日の出の時刻からずっと風の強い日だったので雲の流れがとても速く、画面中央付近の雲はめまぐるしく形を変えていました。ピークに着いたときにはもうガスをかぶってしまって、視界はよくありませんでした。ピークでは合宿何度目かのブロッケンが現れ、不思議な現象を楽しみました。富士山に登ったことがないので、北岳のピークが今までの自分の中で最高到達地点になります。奥穂高の3,190mから2メートル更新。わ〜い!
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下山その後。
甲府の街の銭湯でふやけ、甲府駅の近くにある飲み屋で打ち上げ。後はコールのかけまくりです。途中で意識を失い、先輩に起こしてもらってなんとか自力で甲府駅の構内までたどり着きました。飲み屋を出るときに、数えるのも億劫なくらいのピッチャーが並んでいたような・・・ 4時まで気を失うように眠りこけて、仲間と牛丼を食べてから18切符を買い、始発で名古屋に帰りました。
カメラ:FUJIFILM
TIARA 28mm(コンパクトカメラ)
フィルム:KODAK DynaHighColor100
以下おまけ
Nikon FM2 nikkor35-70mm
f3.5を使用
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コマクサ
去年行った後立山縦走の途中で。
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イワギキョウ
それとも、チシマギキョウ?
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ホタルブクロ
北長衛小屋で
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