1998年ICUサイクリング部夏ラン
in 北海道 Vol.6

2000/02/6 平成9年卒 外山 敬


「1998年ICUサイクリング部夏ラン in 北海道 阿寒湖〜屈斜路湖編」

ついにラン最終日

2週間にも及ぶ夏ランもついに今日で終わりである。最終日の今日は、サロマ湖から能取湖を回って網走ユースまで走る 50km 。最終日ということもあってか、みんな楽しそう。朝は、前日買ってきた大量多種のシリアルをみんなで混ぜて、食べる。

今日も、班でどのような行動をとっても良いことになっているが、全ての班が、サロマ湖沿いに長く伸びる洲に向かい、タンデム自転車などに乗ったりわき水を飲んだり、貴重な原生花を眺めたりして、楽しく過ごす。

サロマ湖の長洲にて

その後は、かつて走っていた鉄道の跡に作られたなが〜いサイクリングロードを10人くらいで隊列を組んで走る。このとき、この隊列を写真に収めたくて、一旦止まって撮ったのだが、向かい風が相当強かったので、隊列を離れると風をもろに食らって全然追いつけない。4キロぐらい必死にペダルを踏み倒したおかげで、ようやく追いついたものの、ヘトヘト。

鉄道の跡に作られたサイクリングロード

能取湖を離れると、こんどは右側に網走湖が見えてくるが、相変わらず結構な良いペースでずんずん進む。鉄道路線の跡なので、道はほぼ真っ直ぐ。とっても走りやすくて、車に邪魔されることもないので止まったり発信したりする必要もない。

最後の町、網走到着

かなり走った後に、網走に到着。有名な網走刑務所を見学するが、特に感慨は無し。今も現役の刑務所のようだ。

網走に近づいた辺りから雨がぱらつくようになってきて、最後というのにつらい気分で最後の宿泊地、網走流氷の丘ユースに到着‥‥かと思ったら、最後の最後で強烈な登り坂。しかも一旦登り切った後に下ってまた登りというおまけつき。疲れた体にこれはつらいです。そして、やっとのことで、ついに網走到着。やったー。終わったー。長かったなあ。

最後の晩餐は、網走ユースのカニづくし。みんなカニを食べるのが下手なので、一番美味しい味噌はもちろん、足の部分もたらふく頂く。3匹分くらいは食べたかな?そして、途中で買ってきたお菓子やお酒で夜遅くまで、ほんとうに楽しいひとときを過ごし、布団に入ったのは朝近くになってからだった。

明けた朝

明けた次の朝には、もう自由行動。朝ご飯を食べる前に、礼文島へ出発した人もいるし、アフターランとして知床へ行く人もいる。お金もなく用事を抱える僕は、他の4人と一緒に飛行機で羽田へ。あわてて走ってタクシーも使ってギリギリ5分前に用事に間に合いました。

素晴らしい思い出です

本当に本当に楽しいランだった。これが僕にとっては初めての大型サイクリングだったけど、1年半も経った今でも鮮明に覚えていて、地図を見るだけで映像が溢れるように浮かんできた。そのせいで、こんなにレポートが長くなってしまったけど、レポートを書いている間、思い出に浸っていました。


ここまで読んでくださった方がいたら、本当にありがとうございます。感想などあれば、
t-toyama@air.linkclub.or.jpまで頂けると嬉しいです。

また、現在のサイクリング部の活動を記したページに、僕の個人日記『凸庵日記』なども公開しております。
ぜひ一度http://www.linkclub.or.jp/~t-toyama/をご訪問ください。ありがとうございました。



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